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ご招待状の句読点(くとうてん)

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2014年08月12日 コラム

結納の準備とともに、結婚式・披露宴の準備をされている方もいらっしゃるかと思います。
結婚式・披露宴の招待状を作るとき、文中に句読点(「。」や「、」)がないことに疑問を持たれたことはありませんか?
実は、句読点を入れない招待状が正式なものです。

諸説あるようですが、句読点は江戸時代まで一般的には使われておらず、使うというと学生(武士の子弟など)たちが読みやすくするため、勉強時などに用いていたようです。
明治時代になり句読点は徐々に使われ始めますが、招待状や挨拶状などの文章に句読点をつけることは、相手を子ども扱いし、失礼にあたるということで慣例的に使われてなかったようです。その名残で招待状や挨拶状には句読点をつけないようになったと言われています。

また結納品と同じように、相手方を大切に思う気持ちも込められていました。
句読点は文章に区切りをつけ読みやすくするものですが、“相手方とのご縁を(区)切らない”や慶事においては“良いことに区切りをつけない”などの、縁起を担ぐ意味もあるそうです。

結納品と同じように、句読点にも日本らしい“礼儀”や“相手方を思う気持ち”が込められているのですね。